光製作所は大阪で約80年、精密板金加工をしています。各種産業用・医療機器用・照明用の筐体等を、3DCADデータ展開からレーザー・曲げ加工・各種溶接・組立など、法人・個人を問わず、単品の試作板金・小ロットから量産まで対応。
精密板金とは Q & A
弊社「光製作所」の事業である「精密板金加工」は金属の平板に対して行う加工をいいます。
加工の方法は、比較的薄い金属板をレーザー・ターレットパンチプレス加工機等で抜き加工し、ベンダーや金型等による曲げ加工、ネジ山、溶接、メッキ、塗装等、目的に応じて必要な加工を施します。
Q「精密板金加工と、自動車修理などで聞く板金(自動車板金)や製缶板金との違いは何?」
A一般的に「板金加工」というと製缶板金や自動車用の板金といったもの指すこともあります。 実際自動車の凹みなどを修理する板金加工を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。「自動車板金加工」は自動車のボディの凹みをたたいて修理したりするものです。よく「鈑金」(薄くて平たい金属)という字を使われます。
「製缶板金」は太いパイプや大きな型鋼やフランジを溶接し、比較的大きな構造物を作り上げていくもので、主に溶接作業がメインとなります。どれも板状の金属を加工する意味では「板金加工」になりますが、光製作所の得意としているのは機械設計分野の板金加工、 すなわち「精密板金」「精密板金加工」と呼ばれるもので、その業態も加工内容もこれらとは全く異なります。
Q「どんなものが加工できるの?」
A「精密板金加工」に求められる高度な技術 高い寸法精度と処理の美しさが特長です。精密板金加工の原材料として用いられるのは、比較的薄い金属板( 鉄、ステンレス、アルミニウム、銅、真鍮等で厚みが1mm ~ 3mm 程度) がほとんどです。それらを用途に合わせて板金加工していきます。板金加工の製品として事務机やロッカー等の金属製品などをイメージして頂くとわかりやすいと思います。それら以外の小物の金属部品等も、代表的な製作物です。また精密板金だけに、曲げ寸法公差で0.1mmや0.2mmという寸法精度が高いのが特徴です。レーザーやパンチングによる抜き加工の精度にいたっては0.05mm以下という高度な技術が求められます。さらに最終製品の見栄え、表面処理の美しさも精密板金の重要な要素となります。汎用の小型の金型の活用でイニシャルコストも大幅ダウン
さあ、工場見学へ